2018年8月17日(金)

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株式会社 三陸新報
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勇壮な鹿踊奉納 気仙沼市早稲谷の甘酒地蔵尊祭典

勇壮な踊りを奉納
勇壮な踊りを奉納

勇壮な鹿踊奉納 気仙沼市早稲谷の甘酒地蔵尊祭典

 気仙沼市の早稲谷地区で29日、甘酒地蔵尊祭典が開かれた。雨天のため、地蔵尊に近い八瀬地域郷土文化保存伝承館を会場に、五穀豊穣(ほうじょう)や大漁などを願って早稲谷鹿踊が奉納された。
 この日は、リーダーの「中立(なかだち)」を中心とした八ツ鹿に早稲谷鹿踊独自の「化け坊主」を加えた鹿踊保存会の9人が、地域住民ら約50人を前に踊りを披露。腰太鼓をたたきながら高さ4メートルのササラを大きくしならせる勇壮な踊りに、会場からは大きな拍手が送られた。
 大漁を願う「鰹踊」や、ここ1年間で亡くなった地区住民の位牌(いはい)を囲んでみ霊を慰める踊りのほか、地蔵尊にちなんだ自家製甘酒の振る舞いもあった。
 保存会の菅原勝一会長(89)は「今年も無事に踊りを奉納できた。祭典は地区住民が一堂に会し、郷土芸能に触れる良い機会になっている。子どもや若者が関心を持つきっかけになれば」と話した。