2018年10月15日(月)

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株式会社 三陸新報
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馬搬の作業を見学 志津川中1年生が地域支えた林業学ぶ

馬搬の作業を見学する生徒
馬搬の作業を見学する生徒

馬搬の作業を見学 志津川中1年生が地域支えた林業学ぶ

 南三陸町立志津川中学校の1年生63人が4日、林業について学び、今は数少なくなった馬を使って山から木を搬出する「馬搬」作業を見学した。
 学校の裏山で、長さ25メートルほどに伸びた杉を作業員が切り倒し、生徒が枝払い。切り分けた丸太は、岩手県遠野市から訪れた一般社団法人馬搬振興会の岩間敬さんが、オス馬の寺優に木をひかせて運び出した。
 馬搬を行う馬方は現在、国内で数人しかおらず、岩間さんはその一人。馬の手綱が語源という「絆」の文字を引き合いに説明し、「半分は手綱で、半分は見えない関係でつながっている」と、難しい技術を要する馬搬には、馬との信頼が欠かせないことを教えた。
 生徒たちは、「進め」「バック」など、岩間さんの言葉を理解して動く寺優と岩間さんの息の合った作業を見守った。
 女子生徒の一人は「馬搬や木の伐採の作業は迫力があり、林業についてもっといろんなことを知りたくなった」と話した。