2018年11月14日(水)

購読のお申し込み
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

南三陸・志津川湾に認定証 ラムサール条約

認定証を手にする佐藤町長(中央)=環境省提供=
認定証を手にする佐藤町長(中央)=環境省提供=

南三陸・志津川湾に認定証 ラムサール条約

 南三陸町の佐藤仁町長が23日、アラブ首長国連邦のドバイで行われたラムサール条約湿地登録認定証授与式に臨み、新たに登録が決まった志津川湾の認定証を受け取った。
 志津川湾とともに「葛西海浜公園」が新規登録となった東京都、登録区域の拡張が認められた「円山川下流域・周辺水田」がある兵庫県豊岡市も認定証を受けた。
 佐藤町長は「震災後に受けた全世界からの多大な支援への感謝は、言葉で言い表せない。南三陸の自然を守りながら次世代に引き継ぎ、その魅力を広く世界に発信していくことが恩返しになる」とあいさつ。志津川湾のPR動画を流し、豊富な藻場の生息環境であることなど、湾の魅力を伝えた。
 登録された志津川湾(5793ヘクタール)は、寒流、暖流が混ざり合い、寒海性のマコンブ群と暖海性のアラメ群が共存する貴重な藻場が見られる海域。海藻・海草類を合わせて200種以上が生息し、藻場を餌とする国天然記念物・コクガンの越冬地としても貴重な環境が高く評価された。
 海藻藻場としての登録は国内初、海域での登録は東北で初めて。国内の登録湿地は52カ所、県内では4カ所目の登録となった。