2018年11月14日(水)

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株式会社 三陸新報
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「光と影」立体的に 切り影作家・森田さんの作品展

光と影の演出で魅力が際立つ作品
光と影の演出で魅力が際立つ作品

「光と影」立体的に 切り影作家・森田さんの作品展

 切り影(えい)作家で心臓外科医の森田照正さん(56)=ナイフネーム(雅号)・外科医・動、順天堂大学心臓血管外科=の展示会「切り影作家 外科医・動の世界」が4日、気仙沼市松崎柳沢、三陸新報社で始まった。
 広島県出身の森田さんは、心臓外科医の傍ら2015年から切り絵を始めた。陰影を生かした独自の世界観で作品を生み出しており、特に女体やアスリートなどの曲線やフォームを、リアルに表現した作品が特徴的だ。
 今回はテーマは「復興支援の思いを込めて『七年目の結縁』」。東日本大震災で被災し、修復された市内波路上の地福寺「延命地蔵菩薩(ぼさつ)」などの仏像がモチーフの作品約30点を展示している。
 壁から浮かせて展示し、ライトが作る影と合わさって不思議な立体感を出す「切り影」を象徴する作品の前では、来場者が見る角度や距離を変えながらじっくりと鑑賞する姿が見られている。
 赤岩泥ノ木の女性(33)は「じっと見ていると仏像が3Dで浮き出てくるように感じる素晴らしい作品で、感動した」と話した。入場無料で、8日まで。