2019年2月21日(木)

購読のお申し込み
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

ヒジキの養殖に挑戦 南三陸町志津川湾で若手漁業者が発起

ヒジキ養殖の実験に取り組む若手漁業者たち
ヒジキ養殖の実験に取り組む若手漁業者たち

ヒジキの養殖に挑戦 南三陸町志津川湾で若手漁業者が発起

 南三陸町志津川地区の若手漁業者が、ヒジキの養殖に挑戦している。志津川湾内で採取した天然の幼芽を使い、1年目の昨年は製品化が可能なヒジキを育てるのに成功。今後は、育てたヒジキを使った人工採苗を成功させ、ワカメやホタテに並ぶ新たな養殖種として定着させたい考えだ。
 取り組んでいるのは、県漁協志津川支所青年部に所属する38~40歳のメンバー4人。それぞれワカメなどの養殖業をなりわいとしているが、ホタテの貝毒やホヤの輸出制限、ワカメの種苗不足といった不安材料が積み重なる現状に危機感を抱き、新たな養殖種としてヒジキを考えた。
 食卓に上るヒジキは外国産が多く、国産の需要は高い。数に限りがある天然ものと比べ、養殖が成功すれば、安定的に生産できるメリットがある。