2019年4月18日(木)

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株式会社 三陸新報
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大きくなって帰ってきて 唐桑町大沢漁港で海中飼育のサケ稚魚放流

いけすに張られていた網を外して稚魚を放流
いけすに張られていた網を外して稚魚を放流

大きくなって帰ってきて 唐桑町大沢漁港で海中飼育のサケ稚魚放流

 気仙沼市唐桑町の大沢漁港で12日、岩手県陸前高田市の気仙川ふ化場から移入して海中飼育していたサケ稚魚96万3千匹が放流された。
 サケは、カタクチイワシなどと並ぶ大沢地区定置網の主要魚種。陸前高田市の気仙川水系に遡上(そじょう)するサケを漁獲していることから、気仙沼市の大川水系さけます増殖協会(会長・菅原茂市長)が、岩手県広田湾漁協と連携して2008年度から行っている。
 大沢地区の三つの定置網関係者合わせて約40人が作業。お神酒をささげて稚魚のさらなる成長を願った後、いけすに張られていた網を外して稚魚を放流した。県漁協唐桑支所の立花洋之支所長は「サケは地元漁業になくてはならない魚種だが、近年は何らかの原因で回帰数が落ち込んでいる。大きく成長し、元気に帰ってきてくれることを願うばかり」と話していた。