気仙沼の天気を確認2019年09月18日(水)

購読のお申し込み
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

住民戻り故人しのぶ 唐桑町・舞根湾で灯籠流

夜の舞根湾を静かに流れる灯籠 
夜の舞根湾を静かに流れる灯籠 

住民戻り故人しのぶ 唐桑町・舞根湾で灯籠流

 気仙沼市唐桑町の舞根地区で30日、先祖供養と東日本大震災犠牲者追悼のための「灯籠流し」が行われた。地元の人たちが、灯籠が夜の海にゆれる幻想的な光景を眺めながら故人をしのび、行く夏を惜しんだ。
 「みそか盆」行事として、地区で古くから行われてきた灯籠流し。舞根2地区の防災集団移転事業で多くの住民が戻ったことから、一昨年から住民有志が放流を再開した。
 近くの女性(60)は「夜の海にゆれる明かりがとてもきれい。きっと、ご先祖さまや震災で亡くなった方々も喜んでくれているはず。みんなで集まって、この光景が一緒に見られたのもいい。灯籠流しを通して、地域のつながりの強さを再認識した」と話した。