気仙沼の天気を確認2021年06月23日(水)

購読のお申し込み
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

名足小備えの大切さ学ぶ

災害への備えを学ぶ名足小の6年生
災害への備えを学ぶ名足小の6年生

名足小備えの大切さ学ぶ

 南三陸町立名足小学校(小山千賀子校長)の6年生8人が8日、町の東日本大震災復興祈念公園などで、災害への備えや震災復興の過程などを学んだ。
 「津波から未来を守る」をテーマに、総合的な学習の時間を使って防災や災害発生後の対応などを学んでいる。さんさん商店街で語り部の阿部悠人さんから地震発生後の様子を聞いた後、公園内を見て回った。
 児童たちは、各家庭が食料を持ち寄って炊き出ししたり、山間部に水をくみに行ったりするなど、地域が助け合って避難生活を乗り越えた様子を熱心にメモした。被災した市街地を8メートル以上もかさ上げして商店街を再建した経過にも驚いていた。
 中橋をわたって移動した祈念公園では、祈りの丘の頂上に登り、被災前と現状を比較。防災対策庁舎も見学し、建物を飲み込むほどの津波が来襲したことなどに、真剣に耳を傾けていた。
 三浦颯徒君は「自分たちが知らない町の過去が分かった。避難の大切さや、地震が起こった時にどう行動すべきかを教えてもらい、下級生にも伝えていきたい」と話した。