唐桑、中井小児童が岩井崎で塩づくり
唐桑、中井小児童が岩井崎で塩づくり
気仙沼市立唐桑、中井両小学校の4年生から6年生児童が10日、岩井崎で塩づくりを体験した。
唐桑町の3公民館(唐桑、小原木、中井)が共催する「冒険塾」で、希望した児童17人が参加した。
児童たちは、塩づくり体験館で階上観光協会の石森千春さんと菊田陽子さんから岩井崎の塩の歴史や、塩づくりが受け継がれている経緯などを聞いた後、塩づくりに挑戦。
濃縮した海水を鍋に入れて火にかけ、ゆっくりかき混ぜていくと10分ほどで真っ白な塩が出現。約20グラムの塩が出来上がり、小瓶に詰めて持ち帰った。
唐桑小4年の小川瑠斗君は「自分で作った塩をなめたらおいしくできていた。フライドポテトにかけて食べたい」と話した。
午前中は「市東日本大震災遺構・伝承館」を見学した。