気仙沼市内6団体が海水浴場清掃
気仙沼市内6団体が海水浴場清掃
気仙沼市内6団体によるビーチクリーン活動が11日、小泉やお伊勢浜など5海岸で行われ、総勢200人以上が漂着したプラスチックごみなどを拾い集め、環境美化に汗を流した。
海水浴シーズンを前に、毎年実施していた気仙沼本吉サーフィンクラブの主催で、今年は本吉夢プロジェクト委員会、小泉ユニバーサルビーチユニット、お伊勢浜ライブフェスタ実行委員会などが協力した。
国連の「SDGs」や環境省の「プラチックスマート」などの考えを取り入れ、「未来を守ろう」をテーマに、小泉、登米沢、大沢、大谷、お伊勢浜の5海岸に分かれて活動した。
小泉では、市内外から約100人が参加。しけの後とあって海岸にはペットボトル、漁具などのプラスチックごみを中心に、発泡スチロール、金属板などが漂着しており、参加者は協力して拾い集めていた。
海水浴場の開設を見送ったお伊勢浜でも、遊泳以外の海岸への来訪を見込んで60人以上が参加。長磯森の千葉秀也さん(32)は「人が集まればごみは出てしまう。今回のようなイベント以外でも、ごみを見つけたら拾うなどの行動をしていきたい」と話した。