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クムトパス君 パラ五輪選手の力に 

パラ五輪柔道の選手を支えるクムトパス君(右)
パラ五輪柔道の選手を支えるクムトパス君(右)

クムトパス君 パラ五輪選手の力に 

 東京パラリンピック柔道日本代表チームの応援団の一員に、南三陸町のキャラクター「オクトパス君」の弟分「クムトパス君」が参加している。会場の日本武道館にスタッフらと同行し、大舞台に臨む選手を応援する。
 クムトパス君は、柔道の「組む」動きとオクトパス君の名前を掛け合わせた。タコのように粘り強く足を絡ませ、組んで試合にパスするという、期待が込められている。柔道着をまとい、全盲の選手をイメージするサングラスを頭に掛けている。
 2008年からパラ柔道日本代表男子の監督を務め、東京パラ五輪にも臨む遠藤義安さん(61)=仙台市在住=が同町入谷出身で、オクトパス君グッズを製造する「南三陸YES工房」の設立に携わったことが制作のきっかけ。
 復興のシンボルとして人気を集めているオクトパス君を、視覚障害者柔道の普及や発展に生かそう―と14年にクムトパス君が誕生。以降、日本視覚障害者柔道連盟の公式マスコットとして連盟のホームページに紹介され、パラ柔道日本代表の遠征ジャージーにワンポイントでも取り入れられた。
 YES工房代表の大森丈広さんは「クムトパス君が、選手の支えになってくれればうれしい。遠藤さんが率いる選手の活躍を祈りたい」と話している。
 パラ五輪の柔道競技は、27日から29日まで日本武道館で行われる。