気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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村上さん(気仙沼向洋)が〝溶接甲子園〟に出場

溶接甲子園に出場する村上さん
溶接甲子園に出場する村上さん

村上さん(気仙沼向洋)が〝溶接甲子園〟に出場

 全国の高校生による選抜溶接技術競技会に、気仙沼向洋高校機械技術科の3年村上友哉さん(18)=ハイテク部所属=が東北代表で出場する。
 北海道、東北、中部、関西など全国8地区から選ばれた高校生が溶接技術を競う大会で、「溶接甲子園」とも言われている。
 例年、愛媛県で開かれているが、新型コロナウイルス感染防止のため、選手は事務局から送られた鉄板を学校で溶接し、仕上げたものを提出する。
 村上さんは今年1月、大和町の黒川高校で行われた県大会個人部門で1位に選ばれ、東北地区溶接協会連絡会の推薦を受けた。出場するのは被覆アーク溶接部門。鉄板の接合面に溶接棒で電流を流し、結合する技術を競う。
 溶接箇所の裏面に波模様の溶接跡「裏波」を均一の厚さで残せるかが勝負のポイント。裏波を出すには0・1ミリ単位の作業などが重要で、高度な技術力が求められる。
 出場が決まった6月から練習を重ねてきた村上さん。成功したときのデータを集め、作業方法を見直し、制限時間20分以内にきれいな裏波を出せるようになるまでレベルアップした。
 提出品はすでに事務局へ送っており、9月15日に発表される結果を待つ。村上さんは「最後の最後にベストな成果を出せたと思う。目指すは優勝」と意気込んでいる。