気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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気仙沼市内酒販店有志 補償求め市へ要望

菅原市長に要望書を手渡す市内の酒販店主有志
菅原市長に要望書を手渡す市内の酒販店主有志

気仙沼市内酒販店有志 補償求め市へ要望

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店への休業や時短要請で売り上げが激減したとして、気仙沼市内の酒販店有志が1日、補償を求める要望書を市に提出した。「このままでは経営が立ち行かない」と窮状を訴えた店主たちに対して、菅原茂市長は国からの交付金を財源に、飲食店と取引がある酒店への支援金上乗せを検討する考えを明らかにした。
 要望したのは、居酒屋やスナックなどに酒類を納入し、売り上げの大部分を占めている地元の酒販店12店舗。各店が声を掛け合い、有志で市に救済策を求めることにした。
 要望書では、先月27日に発令された政府による宮城県への緊急事態宣言以降、県が飲食店での酒類提供の終日停止を求めたことで、取引がある酒販店では売り上げが激減。「納入を予定していた酒類を廃棄せざるを得ない店も出ている」とした。
 休業や時短に応じた対象飲食店には協力金が出る一方、直接的な影響を受けた関連業者には一切補償がない現状を指摘。飲食店に酒類を納入している酒販店への給付金創設、支援金拡充などを訴えている。
 要望に対して、菅原市長は「飲食店と取引がある酒販店は、酒提供の停止で直接的なダメージを受けている」などと現状に理解を示した。その上で、国から新たに配分される地方創生臨時交付金7千万円と、これまでの交付金の残余金をもとに追加の経済対策を実施する考えを伝えた。