気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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ノドグロ水揚げ増加 

気仙沼魚市場に揚がったノドグロ
気仙沼魚市場に揚がったノドグロ

ノドグロ水揚げ増加 

 気仙沼魚市場でアカムツ(ノドグロ)の水揚げが続いている。日本海などが主産地として知られる高級魚で、三陸沿岸では近年漁獲量が上がってきた。今年は3日現在、地元船の水揚げと陸送とで昨年同期の10倍近い数量が揚がっている。
 3日は、刺し網漁の地元船が歌津~大谷沖で取った計9・5キロが並んだ。2キロある大型のものなどは発泡スチロールに氷詰めされて並んだほか、小型のものはばんじょう籠に入れられた。
 主に日本海や千葉以西の太平洋沿岸で取られるが、気仙沼魚市場には2017年から見られ始めた。同年は65キロ、18年は60キロと、秋サケの刺し網漁で混獲されたものが何匹か揚がる程度だったものの、今年は地元船が290キロ、石巻からの陸送が1トンほどあった。
 取引価格は1キロ当たり平均6500円ほどで、大型のものは1匹1万円以上になる。市内にも出回るが、多くは関東、関西方面に出荷され、料亭などで使われるという。
 「本来はこっちの海にいない魚。海の環境が変わってきたのだろう」と買い受け人。「気仙沼ではなじみがないが、皮をあぶって刺し身で食べると最高。口に入れると身がとけてしまうほど脂が乗っている」と話している。