気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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海水浴場 緊急事態で入り込み減

震災後初の開設となった大谷海水浴場
震災後初の開設となった大谷海水浴場

海水浴場 緊急事態で入り込み減

 気仙沼市は3日、今シーズンの市内海水浴場の入り込み数を発表した。2年ぶりに開設した小田の浜、小泉、11年ぶりとなった大谷の3海水浴場の入り込みは3万1743人。期間後半の天候不順に加え、新型コロナウイルス感染拡大で県独自の緊急事態宣言が出され、途中閉鎖を余儀なくされた影響で、全体では震災前の2割にとどまった。
 内訳は、小田の浜(開設22日間)が1万5854人、大谷(同)が1万2604人、小泉(21日間)が3285人だった。
 2019年に比べて、小田の浜は9410人(37・2%)、小泉は5438人(62・3%)それぞれ減少。東日本大震災後初の海開きとなった大谷は、震災前の10年比で5万2773人(80・7%)の大幅減だった。
 期間前半は晴天や暑さが続いて順調な入り込みだったが、その後は台風や肌寒い日が続いたことで伸び悩んだ。8月12日には、2度目となる県の緊急事態宣言が発令されたことに伴い、翌日から予定より10日ほど早く閉鎖したことも大きく響いた。
 県内の各海水浴場が新型コロナで開設を見送る中、来場者のマスク着用や飲酒禁止の呼び掛けなど、関係者が感染対策の徹底に尽力。大きなトラブルや事故もなかった。
 市観光課は「関係者の尽力で安全に運営することができた。来年こそはシーズンを通して営業ができることを願う」と話している。
 同じく2年ぶりの開設となった南三陸町志津川のサンオーレそではまの入り込み数は2万948人(町発表)で、19年比46・5%、震災前(10年)比42%。1日の最多は7月24日の2800人だった。