気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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気仙沼高の菅原さん、菊田さん和菓子甲子園で奨励賞

奨励賞を受賞した「蒼海(そうかい)」(気仙沼高校提供)
奨励賞を受賞した「蒼海(そうかい)」(気仙沼高校提供)

気仙沼高の菅原さん、菊田さん和菓子甲子園で奨励賞

 高校生が和菓子作りの技術を競う全国和菓子甲子園(全国菓子工業組合連合会青年部主催)で、気仙沼高校3年の菅原みつきさんと菊田優心さんが、準優勝に次ぐ奨励賞に輝いた。ずんだ餡(あん)にどら焼きの生地を巻いた「蒼海(そうかい)」という作品で、地元愛がコンセプト。「緑の真珠」と呼ばれる大島を表現した。
 和菓子の文化を若い世代に広げよう―と、2010年から続く大会。今年は、全国40校から111作品の応募があり、地区ブロック予選を勝ち抜いた12チームが決勝に進んだ。
 2人は北海道・東北ブロック代表として同校から初出場。事前に作品を審査会場に送ったほか、当日はカメラを前に菓子作りに臨み、作品に込めた地元愛などをプレゼンテーションした。
 テーマは「まめ」。地元産食材にこだわり、ずんだの隠し味に「伊達のうま塩」、どら焼きの生地には男山本店の「蒼天伝」を入れ、風味豊かでマイルドに仕上げた。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」舞台の大島をイメージし、ずんだ餡で豊かな新緑、どら焼きの生地を重ねて波を表現した。
 夏休み中、市内の菓子職人から指導を受けるなどして毎日試作を重ねた2人。和菓子職人を目指す菅原さんは「他校の作品を見てレベルの高さを感じた。まだまだ上を目指して頑張りたい」、菊田さんは「貴重な経験ができた。将来は保育士になりたいので、この経験を食育などに生かしたい」と語った。