気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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株式会社 三陸新報
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向洋高生徒考案サメの照り焼き給食提供

サメの照り焼きを頬張る子供たち(階上小)
サメの照り焼きを頬張る子供たち(階上小)

向洋高生徒考案サメの照り焼き給食提供

 気仙沼向洋高校(髙橋英勝校長)産業経済科の3年生が考案した、サメ肉を使った照り焼きが13日、本吉共同調理場管内の学校給食で提供された。児童・生徒は柔らかい食感と深い味わいに、満面の笑みを浮かべながら箸を進めていた。
 同調理場の「学校給食海の幸開発プロジェクトwith気仙沼向洋高校」の一環。子供たちに魚を好きになってもらうことを目的に、若い世代のアイデアを取り入れようーと、水産加工の実習などを行っている同校に協力を依頼した。
 メニューを考えたのは、いずれも3年の千葉瑞姫さん、佐藤瑞記さん、鈴木千陽さん、高橋瑠菜さんの4人で構成するチーム「ラマナ」。4人は、気仙沼が水揚げ1位を誇るサメ肉を使った加工品開発に取り組んでおり、研究の中で生み出したメニューを調理場に提供した。
 この日は、モウカザメの照り焼きのほか、大島産のすきこんぶの煮物などが管内の8小中学校、約1300人に出された。階上小(笹原丈詔校長)では、児童がパクパクと照り焼きを頬張り、「おいしい」と声を上げて喜んだ。
 プロジェクトを進めている調理場の千葉マキさんは「高校生から素晴らしいメニューを頂いたので、今後も子供たちに馴染む給食を提供していきたい」と、手応えをつかんだ様子。 
 向洋高の髙橋さんは「子供たちが『おいしい』と喜んでくれて、励みになった。今回の経験を商品開発にそのまま生かしたい」と話した。
 考案した給食は来年1月までメニューを変え、提供していく。