気仙沼の天気を確認2021年09月26日(日)

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株式会社 三陸新報
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まん延防止措置移行 酒類提供を一部再開 

ビールの提供を再開した市内の居酒屋
ビールの提供を再開した市内の居酒屋

まん延防止措置移行 酒類提供を一部再開 

 宮城県への新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、13日からまん延防止等重点措置に移行されたことを受けて、県内飲食店に出されていた酒類提供の停止が一部緩和された。時短要請は継続されているものの、気仙沼市内の一部飲食店でも同日から営業を再開し、酒類提供を始める店があった一方、休業する店も多く対応が分かれた。
 県内では先月20日に「まん延防止等重点措置」が適用され、全飲食店で時短営業が始まった。感染急拡大に伴う緊急事態宣言の発令で、27日からは酒類提供が終日停止されていたが、13日からは仙台市以外の飲食店では午後7時まで酒類を出すことが可能に。営業時間は引き続き「午後8時まで」とした。期間は今月30日まで。
 気仙沼市内の居酒屋やスナックなどの飲食店では、客足が読めず、期間中は休業しても協力金が支給されることもあって、引き続き休業する店が多い一方、「常連客のために、少しの時間でも店を開けたい」と営業を再開した店がある。
 市内三日町の居酒屋「第二笑口会議処」では、13日から3週間ぶりに営業を再開。県の要請に従い、酒類提供は午後7時、営業時間を同8時までとした。
 県のコロナ対策認証制度を取得している同店では原則、要請の対象外で、通常営業も可能だが、今回は時短営業を選択した。
 「お酒を出せるのが午後7時まででは短すぎる。お客さんの動きがまだない以上、協力金に頼るしかないのが現状」と店主の佐々木一紀さん(71)。「蔵元やビールメーカーの事を考えると、少しでも注文をとってあげたいとも思う。1杯でも飲みに来る人がいる限り、店は開けたい」と話した。
 飲食店の休業や時短で売り上げが激減している関連業者の運転代行。この日は、閉店時間に合わせて、客からの依頼の電話が集中する会社もあった。ドライバーの男性は「客足はまだまだ厳しい。感染が早く落ち着き、一日も早く忙しい日常が戻ってきてほしい」と祈るように語った。