気仙沼の天気を確認2021年10月26日(火)

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刺し網の秋サケ厳しい出だし

厳しいスタートとなったサケの刺し網漁
厳しいスタートとなったサケの刺し網漁

刺し網の秋サケ厳しい出だし

 県内のサケの刺し網漁が解禁になり、南三陸町地方卸売市場(志津川魚市場)でも27日から水揚げが始まった。同市場の主力魚種として期待がかかるが、初日は匹と過去最低を記録。28日も振るわず、厳しいスタートになった。
 27日は出漁した町内の20隻のうち9隻が、志津川湾沖で漁獲した雌5匹、雄13匹の計51キロを水揚げした。記録的不漁だった昨年初日の222キロの4分の1以下と、大きく下回った。
 「取れたのは3匹。40年近く漁をしてきてこんなに取れないのは初めてだ。魚影が全く見えなかった」と、同町志津川の荒屋長栄丸の阿部実船長(57)。「出漁前にも取れなさそうだとは聞いていたが、ひどい。燃油代にもならない」と肩を落とした。
 入札による取引価格は雌が1キロ1080円、雄が418円で、昨年初日よりも約100円高かった。
 日も出漁した8隻のうち水揚げしたのは5隻で、計13匹だった。
 県漁協志津川支所では「水温が高いことが影響しているかもしれないが、スタートとしてはだいぶ厳しい。これから盛り上がることを期待したい」と話している。
 気仙沼魚市場に水揚げされたのは27日が6匹、28日が1匹だった。