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気仙沼市医師会准看生が防災冊子制作

災害の時に役に立つ冊子
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気仙沼市医師会准看生が防災冊子制作

 気仙沼市医師会付属准看護学校の2年生が、地域の防災力向上に一役買おう―と、家庭向けの冊子「いざというとき役立つ 応急処置 防災グッズ」を制作した。イラスト付きで子供にも分かりやすく解説しており、10月1日の市広報と合わせて全戸に配布する。
 同校2年生(19人)は、東日本大震災の教訓の風化防止や防災力向上などに取り組んでいる。これまで市自主防災組織連絡協議会による研修会で防災の重要性を学び、それを基に市危機管理課の協力で市役所ワン・テン庁舎での防災パネル展を実施している。
 冊子の制作は、「地域と防災~未来の気仙沼市を支える人財になろうプロジェクト」を立ち上げ、市の東日本大震災復興10年記念事業補助金を活用して企画。A5判カラー22ページで2万6千部を作った。
 「日用品で応急処置」の章では、ハンカチやラップ、ビニール袋などを活用した止血、骨折、搬送、やけどのほか、震災時に多く見られた低体温症への対処法を紹介。止血では参考として、専門的研修を受けた人が可能な対処法も載せた。
 「手作り防災グッズ」では、停電時に活用できる「ツナ缶ランプ」や「ビニール袋ランタン」をはじめ、ペットボトルや新聞紙を活用したコップ、皿の作り方などを分かりやすく解説している。
 2年生の菅原佳奈さん(20)は「震災の教訓として、知識や備えがあれば対処できることが多いことを学んだ。身近なものでできる対処法をまとめたので、家庭で練習したりしながら身に付け、いざというときに備えてほしい」とPRしている。