気仙沼の天気を確認2021年10月26日(火)

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大島亀山アクセスゴンドラ型の見通し

ゴンドラでのアクセスが現実味を帯びてきた亀山山頂
ゴンドラでのアクセスが現実味を帯びてきた亀山山頂

大島亀山アクセスゴンドラ型の見通し

 気仙沼市が大島・亀山へのアクセス手段として整備しようとしている乗り物が、ゴンドラ型になる見通しだ。中腹駐車場と山頂付近を結ぶ想定で、レストハウス付近に中間駅を設けることなども検討していくという。公設民営を目指すが、菅原茂市長は「市が運営に関わる第3セクター方式もあり得る」との考えも示した。
 菅原市長によると、いくつもの先進事例などを参考にしながら庁内で検討を重ね、候補を絞っているという。28日の定例記者会見で、レール上を走行する形になるか、ロープウエーのようなつり下げタイプになるかは「まだ公表できない」が、上りも下りも眺望が楽しめるように箱型搬器(ゴンドラ)を用いた乗り物にしたいという。
 東日本大震災前に浦の浜~レストハウス間で運行していたリフトは、春~秋の日中だけの運行だった。これに対し、今度整備する乗り物は通年運行を目指す。星空観察にも利用できるよう、夜間運行にも対応したい考えだ。
 想定している運行区間は、中腹駐車場から山頂付近まで。足腰が弱い高齢者なども山頂展望台からの眺望が楽しめるよう、レストハウスより上までの乗り入れを検討している。菅原市長は「レストハウスに立ち寄りできるよう、途中駅を設けることが望ましい」との考えも示した。
 公設民営を考えているが、最大の課題は採算性。菅原市長は「運営が赤字となっては本末転倒。事業者を募集するには黒字化できる根拠を示さねばならない」などと語り、「応募事業者の意向にもよるが、(市が出資する)第3セクター方式もあるだろう」との見解を示した。
 市は年度内に方針を固め、早期着工を目指す。