気仙沼の天気を確認2021年10月26日(火)

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株式会社 三陸新報
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酒類提供飲食店 43日ぶり通常営業 

酒類提供の制限が解除された居酒屋(市内)
酒類提供の制限が解除された居酒屋(市内)

酒類提供飲食店 43日ぶり通常営業 

 新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が先月30日で解除されたことに伴い、気仙沼・本吉地方の酒類提供飲食店では、1日夜から通常営業に切り替える店が相次いだ。台風接近に伴う雨の影響もあって、街中の人通りは少なかったものの、店主たちは待望の再開を喜び、今後の客足回復に期待を寄せた。
 県内の飲食店に対する県の時短要請などが全て解除され、通常営業が可能となるのは8月19日以来、43日ぶり。
 気仙沼市田中前の居酒屋「まんまる」では、約1カ月半ぶりに営業を再開。初日は天候不順もあって客は少なかったが、店内には「いらっしゃいませ」などの掛け声が響いた。
 客足が読めないこともあり、食材や酒の仕入れ量は通常の3分の1に抑えた。2日以降は、まとまった予約も入っているという。
 吉田力店主(48)は「やっと営業ができることが何よりうれしい。一気にお客さんが増えるとは思っていない。このまま感染が落ち着き、年末の忘年会にはコロナ前のようなにぎわいが戻ってきてほしい」と話した。
 飲食店の休業や時短要請のあおりを受けた酒販店からは、待ちに待った通常営業を歓迎する声が聞かれた。市内のある酒店では、取引先の8割の居酒屋やスナックが休業したたため、8、9月の売り上げは例年の7割減まで落ち込んだ。
 店主は「運転資金として借り入れた分の返済が残っている。何とかここから盛り返さなければ」と、奮い立たせるように語った。