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南三陸ワイナリー夜明け前にブドウ収穫

夜明け前に行われたシャルドネの収穫作業
夜明け前に行われたシャルドネの収穫作業

南三陸ワイナリー夜明け前にブドウ収穫

 南三陸ワイナリー(佐々木道彦社長)は3日、入谷地区の遊休地で栽培している白ワイン用ブドウの収穫作業を行い、風味の良い、南三陸産ワインの完成に期待を寄せた。
 同社のスタッフやボランティアなど約20人が参加。収穫はブドウの甘みや香りが一日の中で一番良い状態とされる夜明け前に行われた。
 まだ星空が広がる午前3時。約20アールのブドウ畑でヘッドライトを照らし、夜露にぬれるシャルドネを摘んだ。
 収量は約1トン。醸造責任者の正司勇太さん(35)によると、木々の生育が順調だったことで、「予想以上の量。品質も上々」と太鼓判を押す。
 この日、収穫したシャルドネから約千本の白ワインが生産でき、年明けから販売する見込みだという。
 佐々木社長は「糖度が20度以上の良い出来となった。南三陸のこだわりの食と共に、おいしく味わえる上質のワインに仕上げたい」と話した。
 同ワイナリーでは昨年、白、ロゼ、赤、町内産リンゴのシードルなど11シリーズを生産した。今季は山形県産の新種のブドウ醸造にも取り組み、15シリーズを生産予定だ。
 今季の醸造作業はすでに始まっており、木だるでの醸造にも挑戦する。