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魚町・南町の土地区画整理事業 年内完了目指し工事終盤

南町地内に整備された「2号公園」
南町地内に整備された「2号公園」

魚町・南町の土地区画整理事業 年内完了目指し工事終盤

 気仙沼市が魚町・南町地区で進めている土地区画整理事業の工事は、年内の完了を目指して終盤に入っている。宅地の引き渡しは全て終えており、残るのは公園など一部の工事。着工から今月で7年となるが、商業系市街地としての基盤整備がようやく整う。
 魚町・南町地区土地区画整理事業区域は約11・3ヘクタール。市中心部として栄えてきた地域を、商業や観光産業を支えるエリアとして再生させるため、2014年10月に着工した。総事業費は約135億8千万円。
 地盤は盛り土かさ上げなどを行いながら、海抜1・1~3・8メートルの高さに造成。宅地の引き渡しは、15年3月に災害公営住宅の南町1丁目住宅用地から始まり、昨年11月に約290区画全てで終えた。区画整理後の土地に新たな権利が移る手続きとなる換地処分公告は、今年3月に行われた。
 宅地の引き渡し後は、道路や公園など、公共エリアの工事が続けられており、これまでに道路は全て完了。公園は4カ所あるうち、3カ所がおおむね完成、神明崎近くの「1号公園」を残すのみとなっている。公園にはトイレやベンチ、遊具などをこれから設置する予定で、年内の完成を目指して進められるという。
 市土地区画整理室のまとめでは、宅地297区画のうち、住宅や店舗、事業所などの用地として活用されているのは、8月末現在で156区画。面積の6割が使われている。
 内訳は住宅49区画、事業所・店舗が76区画、駐車場・公益施設などが31区画。宅地が利用されている割合は、すでに工事が完了している鹿折、南気仙沼地区と比べて2割ほど上回っている。
 土地区画整理室は「区画整理事業は地域の協力があって成立する事業で、地元の理解のおかげでここまで進めてこられた。完成まで頑張りたい」と話した。