気仙沼の天気を確認2021年10月26日(火)

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巻き網イワシ3カ月ぶり

3カ月ぶりとなった巻き網のイワシ
3カ月ぶりとなった巻き網のイワシ

巻き網イワシ3カ月ぶり

 気仙沼魚市場に7日、巻き網船が入港し、道東沖で漁獲したイワシ181㌧を揚げた。巻き網のイワシは昨季に比べて水揚げが少なく、7月12日以来3カ月ぶり。関係者は今後の活発な水揚げに期待している。
 水揚げしたのは静岡県沼津市の運搬船第38浜平丸(315㌧)。本船の浜平丸が前日早朝に1回の操業で漁獲したのを運んだ。当初は八戸に揚げる予定だったが、八戸にはこの日千トンほどが揚がったことで気仙沼に来た。
 沖匡俊船頭(53)は「まずまずの漁。群れは見えている。これからも続けば」と語った。
 沖船頭によると、道東沖には二十カ統の巻き網船団が集まっており、釧路、十勝、広尾に水揚げしている。道東沖で操業できるのは今月末までで、各船団はその後、漁場を移動する。
 水揚げされたイワシは50~70グラムと小型が主体。買い受け人らによると、脂の乗り具合はいいが、サイズが小さいため養殖魚の餌向きという。入札による取引価格は1キロ当たり56円で、昨年10月の平均単価並みだった。
 気仙沼魚市場に本年度水揚げされた巻き網のイワシは7日現在1413トン。昨年同期の2割ほどにとどまっている。