気仙沼の天気を確認2021年10月26日(火)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

初日は33匹止まり 大川サケ漁始まる

大川で始まったサケ漁
大川で始まったサケ漁

初日は33匹止まり 大川サケ漁始まる

 気仙沼市の大川で11日からサケ漁が始まった。初日の捕獲数は雄、雌合わせて33匹止まり。気仙沼鮭漁業生産組合(管野幸一組合長)によると、初日としては少なくともここ10年で最少といい、組合員らは今後の多くの遡上(そじょう)を願った。
 11日は午前6時30分ごろから作業を開始。組合員が大きなたも網を使って捕獲器の中からサケを小舟にすくい上げた。
 捕れたのは雄が18匹、雌13匹で、昨年初日の半分、一昨年の2割ほどにとどまった。少ないことからこの日は採卵が見送られた。
 管野組合長は「北海道や岩手では遡上が遅れているようで、こっちも同じではないか。ただ、遡上数が急激に増えるとは考えられない。一匹でも多く放流できるよう努力したい」と話した。
 大川のサケ漁は県内河川と同様に不振が続いており、2019年度の捕獲数は過去最低の6230匹。20年度も9763匹にとどまった。
 組合は今季、昨季実績より240匹多い1万匹の親魚を捕獲する計画。採卵は92万粒増の710万粒、放流は40万匹多い575万匹を目標にしている。