気仙沼の天気を確認2021年10月26日(火)

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気仙沼信金職員装った詐欺未遂 注意呼び掛け

還付金詐欺への注意を呼び掛ける気仙沼信金職員
還付金詐欺への注意を呼び掛ける気仙沼信金職員

気仙沼信金職員装った詐欺未遂 注意呼び掛け

 気仙沼市内で気仙沼信用金庫の職員を装った還付金詐欺未遂事案が、先月から今月にかけて2件発生している。同信金では「還付金などを理由にATMに誘導することは絶対にない」と、市民に注意を呼び掛けるとともに未然防止への対策を強化している。
 同信金によると9月16日、実在しない「気仙沼信金コールセンター」を名乗る男性から、保険金還付がある―との電話が市内の顧客(60代)にあった。不審に思った顧客が同信金に問い合わせ、詐欺と分かり被害はなかった。
 2件目は今月5日に発生。気仙沼信金の支店職員を名乗る男性から市内の顧客に、「預金口座から市税引き落としを余分に行ったため、3万円を返金する。手続きのため、ATMコーナーに行ってほしい」との電話があった。
 ATMに到着後、指定された「03」で始まる番号に電話するよう告げられたが、不審に思った顧客が同信金に問い合わせたことで、被害を免れた。
 今春には、市役所職員を名乗る者から、税金の還付がある―としてATMでの振り込みを指示された人が、信金の指定口座に金を振り込むケースもあった。
 相次ぐ還付金詐欺未遂事案を受けて、信金では本店や各支店のATMに注意喚起のポスターを掲示。窓口でも、職員が来店者に口頭で注意を呼び掛けている。
 気仙沼信金業務課は「仮に当金庫から職員が顧客宅などに訪問する場合でも、職員証や名刺を提示している」とした上で、「不審に思ったらすぐに信金か警察に通報してほしい」と話している。