気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

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気仙沼スローフェスタ 盛況のうちに閉幕

多くの市民や観光客が訪れたスローフェスタ
多くの市民や観光客が訪れたスローフェスタ

気仙沼スローフェスタ 盛況のうちに閉幕

 「気仙沼スローフェスタ2021」は最終日の7日、内湾エリアを会場にNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にちなんだシンポジウムや郷土芸能の発表などを行い、全日程を終了した。天候にも恵まれ、2日間で延べ2万5千人(実行委員会発表)が来場。東日本大震災10年の復興を記念した食と文化の交流イベントは、盛況のうちに幕を閉じた。
 最終日は、市まち・ひと・しごと交流プラザで、「おかえりモネ」の演出を担当したNHKのチーフディレクターを迎えたシンポジウムなどで幕開け。岸壁の特設ステージでは、田植え踊りや鹿踊り、大漁唄い込みなど市内8団体による郷土芸能、小・中・高校生のジャズバンド「スウィング・ドルフィンズ」の華やかな演奏が繰り広げられ、観客を魅了した。
 同プラザ内では、山桜の角棒を材料にした「マイ箸」づくりなどのワークショップ、健康をテーマにしたストレッチなどの体験イベントがあり、親子連れなどが楽しんだ。
 気仙沼リアス調理専門学校では、「八瀬そば打ち」やカツオのたたき作りなどの食に関連した体験イベントが行われ、参加者たちが食への理解を深めた。
 船着き場周辺の「海エリア」では、殻付きの焼きガキや「フカヒレ中華まん」、メカジキカレーなど、地元食材を使った料理などを販売。昼過ぎに完売となるブースもあり、前日以上に多くの市民や観光客でにぎわった。
 紫神社前商店街近くの「山エリア」では、地場野菜や果物、まきや炭の販売コーナーもあり、来場者が自然の豊かさを体感。歩行者天国となった内湾商業施設前の通りでは、子供向けの木工体験や射的などが人気を集めた。
 新型コロナウイルス感染拡大による外出制限解除後、初の大規模イベントとして、周辺の飲食店などにも一定の誘客効果をもたらした。
 菅原昭彦実行委員長(気仙沼商議所会頭)は「笑顔あふれる2日間となった。市を挙げて取り組むスローフードやスローシティの理念を、市民の皆さんにも体感していただけたと思う。この成果を次につなげたい」と話した。