気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

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サンマ いまだ公海 魚影薄く

200トン超えとなったサンマ
200トン超えとなったサンマ

サンマ いまだ公海 魚影薄く

 気仙沼魚市場に11日、大型サンマ棒受け網船5隻が入港し、286トンを水揚げした。今季2度目の200トン超えで、シーズン最多となった4日の数量を若干上回った。1隻当たりの水揚げ量も平均57トンとまずまずの漁だったが、漁場が依然として遠いなど好転する気配が見られていない。
 水揚げしたのは福島、長崎、富山の大型船で襟裳岬のはるか東沖の公海で操業。1日55トンを漁獲した船があったが、魚影は全体的に薄かったという。
 ある漁労長は「漁場までは2昼夜。2、3日操業して帰るので1週間かかっている。群れは薄く、しけが多いし、状況は大きく変わっていない」と話した。
 例年ならこの時期は三陸沖に漁場が形成され、大型船のほか、南下してきた地元や北海道の小型船が気仙沼などに水揚げをしている。しかし今年の漁場はいまだ公海。この漁労長は「今季はこのままではないか」と話した。
 入札による取引価格は数量不足によって高止まりしており、1キロ当たり650~504円。平均は579円だった。
 組成は160グラム以上の大サイズが5%と少なかったが、買い受け人からは「昨年の今ごろは130グラム未満が9割だったので形は良い」「11月のサンマは例年もっと細い。まあまあだ」との声が聞かれた。