気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

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野田大臣がおかみ会と懇談

懇談する野田大臣
懇談する野田大臣

野田大臣がおかみ会と懇談

 野田聖子内閣府特命担当大臣(地方創生、少子化対策、男女共同参画)が13日、南三陸町を訪問。南三陸ホテル観洋でみやぎおかみ会(会長・阿部憲子ホテル観洋おかみ)と懇談したほか、南三陸ワイナリーなどを視察し、地方創生の取り組みや新型コロナウイルス禍での地域ニーズに耳を傾けた。
 おかみ会との懇談は、阿部おかみら5人のメンバーから被災からの立ち上がった経過や人口減少による人材確保の難しさなどを聞き、コロナによる宿泊客減少への対策に関する要望を受けた。
 野田大臣は観光業が地方創生やポストコロナの軸になると励まし、「サービス付きのマンション化など固定概念にとらわれない形態がコロナ禍を乗り越え、地方創生につながる」とアドバイスした。
 観光を地方創生の1丁目1番地にすることを強調し、国のGoTo事業などで首都圏から人を呼び込む仕組みづくりで東北の地域活性化、経営安定化につなげる考えを示した。人口減少は「女性の流出が要因」とも語り、女性が就労しやすい環境づくりを図っていくことも伝えた。
 町震災復興祈念公園では、佐藤仁町長の案内を受けながら旧防災対策庁舎に献花。南三陸ワイナリーでは、地域おこし協力隊が中心となって事業化できた経緯などを聞きながら、醸造施設などを見学。今季産の白ワインも試飲した。
 阿部おかみは「就任後初の視察を県沿岸部としてくれたことに感謝したい。震災とコロナに悩む業界のことや女性活躍、子育てについても現場の声を大切にしていただけた」と話した。
 野田大臣の視察は特命担当大臣就任後初めて。東日本大震災からの復興や風化、復興後のまちづくりを課題としており、この後、石巻市や東松島市も視察した。