気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

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株式会社 三陸新報
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アワビ口開け 昨年初日上回る 

箱眼鏡をのぞいてアワビを探す漁業者
箱眼鏡をのぞいてアワビを探す漁業者

アワビ口開け 昨年初日上回る 

 気仙沼市の階上、大島、唐桑各地区で17日、シーズントップを切り、アワビの開口があった。漁模様はまずまずで、どの地区も昨年初日の水揚げ数量を上回った。
 1日に解禁されたが天候や海水の透明度などにより、この日まで持ち越されていた。初開口は昨季より6日遅い。
 杉ノ下漁港の隣にある明戸前の海岸には隻以上の小舟が集まった。午前7時に漁の開始を告げるサイレンが鳴ると同時に、漁業者が箱眼鏡をのぞき込んで、かぎの付いた長い竿(さお)を巧みに操りながらアワビを次々と引き上げた。
 2時間で漁が終了し、各浜で集荷作業が行われた。杉ノ下漁港では漁業者から「昨年よりもアワビはいるし、太っている」(40代男性)との一方、「磯焼けのせいで餌の海藻がなく、やせているアワビも見られた」(80代男性)といった声が聞かれた。
 階上ではこの日、昨年初日より100㌔多い740㌔が水揚げされた。大島は180㌔上回る890㌔、唐桑は30㌔多い1・27㌧だった。