気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

気仙沼市倫理法人会 早朝の経営セミナー 震災乗り越え1200回 

約80人が参加した節目のセミナー
約80人が参加した節目のセミナー

気仙沼市倫理法人会 早朝の経営セミナー 震災乗り越え1200回 

 気仙沼市倫理法人会(小野寺壽彦会長・会員133社)が、1996年から続けている「経営者モーニングセミナー」が17日で1200回を数えた。同日には記念のセミナーが弁天町のホテル一景閣で開かれ、会員たちが「早起きは繁栄の第一歩」などを合言葉に今後も継続していくことを誓った。
 気仙沼市や南三陸町などの経営者で組織する同会では、倫理の学習・実践と朝型の生活習慣の体得、異業種交流・情報交換を目的に、会設立1カ月前の96年12月、「勉強会」という形で最初のセミナーを開催した。
 東日本大震災で一時中断したが、約3カ月後の2011年6月に再開。以降、毎週水曜日午前6時から1時間、市内のホテルを会場に開いており、各地の経営者を迎えた講演を通して、会員たちが経営の心構えを学ぶ機会にもなっている。
 1200回目となる17日早朝のセミナーには、会員など約80人が参加。同会会長などを歴任し、現在は相談役を務める村上力男さん(あさひ鮨会長)が「出逢いが人生を決める」をテーマに講演した。
 村上さんは、東京の人気すし店での修行を経て、27歳で市内南町にあさひ鮨を創業してからの歩みを振り返りながら、自分を支え続けた社員、家族への感謝の思いを口にした。
 「『社員を守りたい』『世の中の人に喜んでもらいたい』という経営者としての強い情熱が、良い出会いにつながった」と村上さん。「日頃の行動や行いは、いずれ子や孫につながる。人のために尽くすことが大事」と結んだ。
 セミナーは参加無料で、一般市民の聴講も可能。小野寺会長は「早起きは自分を変えるきっかけにもなる。2千回、3千回を目指して今後も続けていきたい」と話した。