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かなえ漁業 近海船はやま丸進水

進水したはやま丸
進水したはやま丸

かなえ漁業 近海船はやま丸進水

 気仙沼市港町、近海マグロはえ縄漁業会社「かなえ漁業」(鈴木一朗社長)の「はやま丸」(149トン)が18日、進水した。市内6社による協業化後2隻目の新造船。ぎ装や仕込みなど準備を調えた後、12月に出港し、東沖でメカジキ、ヨシキリザメなどの漁を行う予定だ。
 みらい造船で進水式が行われ、神事の後、船を支えていた綱が切断されると、はやま丸が進水。軍艦マーチが高らかに流れる中、出席全員で万歳三唱をして祝った。
 鈴木社長は「早馬山は漁場の正確な位置を示す起点の一つで、航海安全、大漁をいつも見守ってくれている山。末永く航海安全、大漁、出船、入り船が続くように願いを込めた」と命名の由来を説明。「乗組員一丸となり、近海船のモデルとなるように期待している」と語った。
 2018年に設立された「かなえ漁業」は、老朽化が進む近海船3隻の代船建造を22年まで計画。運航経費に対して一定の補助がある「もうかる漁業創設支援事業」の認定を水産庁から受けて進めている。
 3隻とも共通の船型、仕様とすることで建造費を約1割抑える。1隻の建造費は約5億円。乗組員居住区の拡充やWi-Fiの導入など、資源管理・労働環境改善型の船となっている。
 はやま丸は19年に進水したかなえ丸に続く2隻目で、第11八幡丸(119トン)の代船。3隻目は来年建造される予定。