気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

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小泉幼稚園で不審者対応訓練

不審者から身を守る方法を学ぶ幼稚園職員ら
不審者から身を守る方法を学ぶ幼稚園職員ら

小泉幼稚園で不審者対応訓練

 気仙沼市立小泉幼稚園(木村恵美子園長、園児18人)で19日、不審者対応訓練が行われた。刃物を持った男が園内に侵入してきた想定で実施。職員たちは警察官から助言を受け、園児の誘導や不審者確保に取り組み、緊急時の心構えを学んだ。
 今月9日、登米市の認定こども園に刃物を持った男が侵入する事件が発生したことを受けて実施。気仙沼署生活安全課の署員と本吉駐在所の警察官を迎え、職員と全園児を対象に行った。
 子供たちが園庭で遊んでいると、門の近くに男が出没。気付いた職員が、園児たちと共有している合言葉を発し、手分けして室内へ避難誘導するとともに、他の職員が警察や近隣施設へ通報した。
 職員の声掛けを無視し、男がフェンスを越えて中へ侵入すると、職員をはじめ、応援に駆け付けた小学校、公民館の大人たちが連携し、男を取り押さえた。
 署員は「ポケットに刃物などを入れていることもある。犯人と距離をとって」「さすまたは下から突き上げるように」などとアドバイス。うつぶせに倒すと、犯人が動きにくくなることなども伝えた。
 助言をもとに女性職員のみで不審者役の警察官を押さえ込む場面もあり、実践を交えて対応を学んだ。
 木村園長は「隣の登米市で事件があり、危険を身近に感じた。子供たちの命を守るため、日頃から訓練を繰り返し、いつどんな時でも対応できる体制を整えていきたい」と話した。