気仙沼の天気を確認2021年12月07日(火)

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株式会社 三陸新報
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神山川歩道橋来月2日供用開始

12月2日に供用される神山川歩道橋
12月2日に供用される神山川歩道橋

神山川歩道橋来月2日供用開始

 気仙沼市が整備を進めていた神山川歩道橋が、12月2日に開通する。当日は、午前11時から現地で開通式を行った後、午後1時から一般供用を開始する。
 田中前地内(条南中学校グラウンド付近)と、神山川を隔てた赤岩杉ノ沢地内(カワチ薬品気仙沼店裏)を結ぶ歩道橋。通行できるのは歩行者と自転車だけで、両岸から階段とスロープでアプローチする。
 橋桁の長さは60メートルだが、両端の階段などを含めると全長は約130メートルを超える。田中前側は、条南中の校庭の一部を削って直線タイプの階段が取り付けられた。杉ノ沢側は、地理的制約から踊り場が付いた折り返しタイプの階段となっている。
 この歩道橋は、市立病院が田中から赤岩杉ノ沢に移転したことを契機に整備された。病院移転によって買い物客が減少することを懸念した条南地区の商店街関係者や自治会関係者らが、杉ノ沢地区の防災集団移転地からの集客を望み、署名活動を展開して市に整備を要望した。
 地元は当初、車道を備えた橋を強く望んだが、整備に15億円を要することから市が困難と判断。復興交付金約5億円を投じて歩道橋として整備することになり、2019年度に下部工(橋脚)の工事を開始した。今年5月に上部工(橋桁)を架設し、照明などの付帯設備工事を進めた。
 開通式には、気仙沼中央自治会連絡協議会、松岩地区自治会長連絡協議会の関係者をはじめ、条南地区振興協議会の関係者ら約20人が出席予定。菅原茂市長のあいさつやテープカットなどに続き、出席者が渡り初めして完成を祝う。