気仙沼の天気を確認2022年01月20日(木)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

神山川歩道橋が完成

渡り初めする住民ら
渡り初めする住民ら

神山川歩道橋が完成

 気仙沼市が条南中学校近くに整備を進めていた神山川歩道橋が完成し、2日に供用を始めた。
 橋は田中前地内と赤岩杉ノ沢地内を結ぶ歩行者専用橋で、全長130・4メートル。川を渡る部分は61・6メートル、幅員は3メートルあり、アクリル製の防風柵も設置した。総事業費約5億1千万円には復興交付金を充てた。
 赤岩杉ノ沢地区には東日本大震災後、市が防災集団移転団地を整備。橋は、対岸の田中・神山地区との交流促進をはじめ、買い物や市立病院への通院など、周辺住民の利便性向上を目的に計画を進めた。
 地域からの要望をもとに、当初は車が通れる橋として検討されたが、事業費が膨らむことや、完成までの期間が長期化することから、歩道橋として整備。計画には住民の意見を反映させた。
 開通式には住民代表ら約20人が出席。菅原茂市長は「新しい橋によって地域コミュニティーがさらに発展することを願う」と述べ、関係者によるテープカットで完成を祝った。
 早速、住民たちが渡り初めを行い、杉ノ沢親和会の小野寺了会長(72)は「田中地区に買い物に行くのに便利だし、散歩するにもいい橋」と喜んだ。