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ロボットアイデア甲子園 気仙沼高 及川さん東北大会で最優秀賞

東北大会で最優秀賞を受賞した及川さん
東北大会で最優秀賞を受賞した及川さん

ロボットアイデア甲子園 気仙沼高 及川さん東北大会で最優秀賞

 社会に役立つ新たなロボットを考える「ロボットアイデア甲子園」の東北大会がこのほど、名取市のエイジェックグループ能力開発センター仙台校で開かれ、気仙沼高校1年の及川夏旺さんが最優秀賞を獲得した。東日本大震災で被災した経験から考案した大型アームを取り付けたがれき処理トラックが評価され、全国大会に進む。
 大会は産業用ロボットの新たな活用方法を見出すことなどを目的に、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(東京都)が主催している。
 大会には東北6県21校から339人がエントリー。書類による1次審査を通過した18人が発表会に進み、プレゼンによる審査が行われた。
 及川さんは、プログラミングやロボット工学に興味があり、担任から勧められて大会に出場。震災時、本吉町二十一浜にあった自宅までの道路が、がれきによって寸断された経験を踏まえ、素早い撤去作業の実現を目指した「アーム付き瓦礫(がれき)運搬トラック」を考案した。 
 重機運搬用車両の荷台にアームロボットを装着。リモコンでアームを動かし、がれきを拾って荷台に積む仕組み。
 発表会では、より少ない人手と機材で復旧作業が進められるメリットを強調した。審査員からは「実体験から着想を得たアイデアで素晴らしい」と高評価を得た。
 及川さんは「プレゼンをやり切ったので発表に満足していたが、まさか最優秀賞に選ばれるとは思わなかった。全国大会に進めることは貴重な機会。いい経験になるように頑張りたい」と話した。
全国大会は来年3月12日に東京ビックサイトで開かれる予定。