気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

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震災語り部ネットがワークショップ

語り部の若い世代への継承を話し合う参加者
語り部の若い世代への継承を話し合う参加者

震災語り部ネットがワークショップ

 災害経験や教訓を将来に伝える語り部の継承、普及をしている「語り部ワールドネットワーク(KWN)」(後藤一磨代表)によるワークショップが18、19の両日、南三陸ホテル観洋で開かれた。
 南三陸町、気仙沼、陸前高田両市の語り部団体、研究者、通訳ガイドらで組織した同ネットワーク。
 ワークショップは7月以来2回目。前回は新型コロナウイルスの影響でオンラインだったため、一堂に集まっての開催は今回が初めて。石巻市の大川小学校、福島県双葉町の被害経験を伝えている団体代表者らも参加した。
 「海の見える命の森」を見学した後、各団体が活動を紹介。大川伝承の会の佐藤敏郎共同代表は「支援活動の判断材料になるのが語り部の意義」と強調し、被災経験が未来に生かされていくことを期待した。
 語り部活動をグローバルに展開できるような仕組み、シナリオづくりについても議論。来年3月に開催予定のウェブ会議に向けた準備や計画に関しても話し合った。
 ネットワーク事務局の山内松吾さんは「新規会員を含め、充実した協議ができた。語り部の高齢化が進んでいる。若い世代に引き継ぎ、未来の防災に役立てられる取り組みについて議論を重ねていきたい」と話した。