気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

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「大谷いも」ブランド化へ意見交換

農改職員からブランド化のアドバイスを受ける
農改職員からブランド化のアドバイスを受ける

「大谷いも」ブランド化へ意見交換

 気仙沼市本吉町の道の駅大谷海岸直売組合大谷いも生産者による会合が21日夜、大谷公民館で開かれた。復活・ブランド化を目指している生産者らが気仙沼農業改良普及センター職員からアドバイスを受け、来季以降に向けて意見を交わした。
 戦後に日本一と評された大谷いもの復活プロジェクトは道の駅と直売組合が進めており、2年目の今年の販売量は約1・5トンで前年の3倍以上となっている。
 この日の講習では、同センター職員がブランド化に向けた今後の方針として、①栽培方法の確立と品質基準の設定②販売ターゲットの絞り込み―を挙げ、他地域の「特定農林水産物登録」の例を出してポイントを解説した。
 ジャガイモがかかりやすい病気の注意点についても説明。大谷いもは、肥料に海藻を使っていることが特徴だが、生の海藻を使うとそうか病の病原菌の温床になる恐れがあるため、堆肥化してからの使用、農薬の活用を勧めた。
 意見交換では、栽培記録によって海藻肥料の適量、海藻の種類による食味、畑のpH値などへの影響といったデータを集め、統一の栽培方法を数年がかりで確立させていく方針を確認した。
 各自の栽培記録を道の駅売り場に掲示することや、大谷海岸に漂着した海藻のビーチクリーンを兼ねた採集による利用、大量発生した海藻活用などの提案もあった。