気仙沼の天気を確認2022年01月20日(木)

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株式会社 三陸新報
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「はじき猿」制作大忙し

唐桑の縁起物を作る千葉さん
唐桑の縁起物を作る千葉さん

「はじき猿」制作大忙し

 気仙沼市唐桑町の御崎神社で年明けに行われる祭典「おさきさん」を前に、縁起物「はじき猿」などの製作が大詰めを迎えている。
 大漁や安全航海を願う縁起物は、災いを〝はじき去る〟「はじき猿」やくるくる回ることで福を舞い込ませる「風車」、七福神などを船に乗せた「宝船」などがある。
 制作を始めて70年以上になる千葉久悟さん(87)=神の倉=は1年ほどかけて、合わせて約300個を作る。すでに、漁業関係者らから注文が入っているという。
 22日には、土台にはじき猿や風車などを次々と差し込み、仕上げに入っていた。今回は、自宅でとれたヒョウタンを赤や黄色で色付けし、にぎやかに飾る。
 千葉さんは「新型コロナウイルスを〝はじき去る〟との思いを込めた。新年も皆さんに穏やかに過ごしてほしい」と話した。
作り手は減少しており、以前は30人ほどいたが、今は3人だけとなった。