気仙沼の天気を確認2022年01月20日(木)

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三陸道全通で気仙沼市内の混雑が緩和

交通量が6割減った八幡大橋付近
交通量が6割減った八幡大橋付近

三陸道全通で気仙沼市内の混雑が緩和

 気仙沼市は9月に市内主要地点14カ所で実施した、交通量調査の結果をまとめた。それによると、毎年最多となる上田中交差点を含め、ほとんどの箇所で交通量が前年を下回った。特に、八幡大橋東側では6割も減った。今年3月に三陸道が全通したことで、市内の車の流れが大きく変わった。
 調査は、9月14日、一斉に行った。全調査箇所の交通量総数(歩行者と車両の合計)は9万台で、前年の11万4921台に比べて2割減った。区分別では普通車が85%を占め、次いで大型車11%などとなった。
 時間別では、午前7時から同9時の通勤・通学時間と、午後5時から同6時までの帰宅時間に集中。歩行者は全体の2%にも満たない1662人で、市民の移動の中心が車であることを裏付けた。
 6年連続で交通量が市内最多となった上田中交差点は9814台で、前年の1万3467台から27%減。
 減少幅が大きかったのは八幡大橋東側。交通量は5423台で、前回調査の1万2980台と比較して58%も減った。津谷バイパス交差点も4900台で、前回調査の1万976台の半数以下となった。市内を通過する車が三陸道経由にシフトしたためと見られる。
 一方、小原木駐在所前は1480台で、前回調査より307台(26%)増えた。国道号唐桑トンネル北側にあった三陸道の仮出入り口(宮古向き)が廃止されたことにより、陸前高田長部インターチェンジまで一般道経由で向かう車が増えたためと見られる。
 市危機管理課の阿部久人課長は「メインルートの機能が三陸道に移ったことで国道号の混雑が緩和され、走りやすくなった。その分、スピードの出しすぎや漫然運転による事故が懸念される。車も歩行者も気を緩めることなく、交通安全を心掛けてほしい」と話している。