気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

近海船メカ連日水揚げ

連日水揚げされているメカジキ
連日水揚げされているメカジキ

近海船メカ連日水揚げ

 気仙沼魚市場に近海マグロはえ縄船が連日入港し、メカジキなどを活発に水揚げしている。20日から毎日1隻ずつで、25、26の両日も予定されている。1隻当たりのメカの数量は例年よりも少ないが、隻数でカバー。刺し身商材として引き合いが強まる年末の需要に応えている。
 現在稼働している近海船は、県外船1隻を含めて12隻。約1カ月の航海を終えた船が1週間に3隻ほど、順次入港して水揚げをしている。
 今年は夏季の切り上げ後、メカジキの漁獲量が伸びず、1隻の水揚げは100~200匹にとどまっている。今月に入っても状況は変わらず、末の数量不足が心配されたが、21日の休場日以外は20日の第28新徳丸を皮切りに毎日入港。いつもの半分の操業回数で水揚げに帰ってきた船もある。
 24日には第37金栄丸がメカ204匹をはじめ、ヨシキリザメ20㌧、メバチマグロ・ダルマ15匹などを水揚げした。佐々木長利漁労長(60)は「取れる時と取れない時の差が激しい。例年より(取れる数は)少ない」と話した。
 それでも、メカを200匹以上揚げた近海船は1カ月半ぶりとなった。魚市場構内にはメカがずらりと並び、買い受け人が1匹ずつ品定めした。
 買い受け人からは「1隻の水揚げ数量は少ないが、この時期に毎日あるのは助かる」「クリスマスはどうしてもチキンには負けてしまうけど、正月はマグロとメカで紅白の刺し身を食べてほしい」などの声が聞かれた。