気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

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巻き網サバ 今年最後は160トン

年内最後となった巻き網のサバ
年内最後となった巻き網のサバ

巻き網サバ 今年最後は160トン

 気仙沼魚市場に25日、巻き網船3隻が入港し、サバ159トンを水揚げした。気仙沼に今年、サバやカツオ、キハダなどを揚げてきた各巻き網船は操業を切り上げた模様で、この日が今年最後の水揚げとなった。
 入港したのは三重県の第33清勝丸と第88清勝丸、茨城県の第88新丸で、前日深夜から未明にかけて金華沖で操業した。漁獲量は各船40~60トンほど。第33清勝丸の堀内孝彦船長(51)は「群れが急に出た。魚群は大きいが、これまでの銚子沖のサバと同じく、深く潜ってしまい取りづらい」と話した。
 これまで三陸沖には漁場がほとんど形成されず、銚子沖が主漁場だった。気仙沼に近いところで群れが見つかったことで、買い受け人は「年明けも宮城沖で漁が続いてほしい」と期待。堀内船長は「今年はキハダ、本マグロが取れて良かった。年明けはまず、このままサバが取れれば」と語った。
 組成は300~600グラムが主体。1キロほどの大型も見られ、脂の乗りは良いという。
 入札による取引価格は1キロ210~176円。平均が昨年同期の1・5倍ほどの197円だった。
 25日現在、巻き網のサバは数量が昨年同期並みの4443トン。金額は単価高のため2億円上回る7億8300万円となっている。