気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

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気仙沼線BRT 専用道化が完了

専用道が供用を開始した大谷海岸―陸前階上間
専用道が供用を開始した大谷海岸―陸前階上間

気仙沼線BRT 専用道化が完了

 JR東日本が東日本大震災後、進めてきた気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)の専用道化工事が完了した。最後まで残っていた大谷海岸―陸前階上間が完成し、27日から供用を開始。柳津―気仙沼間(延長55・3キロ)のうち、約9割に当たる48キロが、被災した線路跡地を活用するなどして専用道化された
 新たに完成したのは、大谷海岸―陸前階上間(延長3キロ)のうち、陸前階上駅から本吉町三島地内までの沖ノ田川にかかる橋りょうを含めた1・7キロ区間。
 津波で被災した気仙沼線は、JRが2012年8月にBRTによる暫定運行を開始。16年3月までに沿線の気仙沼、南三陸両市町がBRTでの本格復旧に同意して以降も、線路跡地などを活用した専用道化工事や、住民要望を踏まえた市立病院駅、赤岩港などの新駅設置を進めてきた。
 新駅設置計画のうち、未整備の「大谷まち」「東新城」は来春に供用を開始する予定で、これによってBRT事業は終了する。
 専用道化工事の完了について、JR東日本盛岡支社広報は「今後とも地域のニーズに柔軟に応えながら、持続的な交通手段としての役割を果たしていきたい」と話している。
 大船渡線は、気仙沼―盛間(43・7キロ)のうち、2015年3月に供用を開始した気仙沼―鹿折唐桑間を含めて18・8キロ(4割)が完成。陸前高田市竹駒町の気仙川橋りょう付近を残すのみで、最終的に専用道化率は5割の見通し。新駅の内湾入り口(気仙沼市役所裏)は来春に設置される。
 気仙沼線を含めて、専用道以外の区間は国道を利用して運行させることにしている。