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南三陸町へのコクガン過去最多の飛来

コクガンの観測を行う鈴木会長ら
コクガンの観測を行う鈴木会長ら

南三陸町へのコクガン過去最多の飛来

 南三陸ネイチャーセンター友の会(鈴木卓也会長)によるコクガンの飛来調査が27日、町内の各漁港を中心に行われた。今季は475羽を記録。昨季よりも70羽ほど多く、町内全域の調査を始めた2016年以降、過去最多となった。
 調査は、歌津から戸倉までの約40カ所を鈴木会長らメンバー3人で行った。最多は戸倉波伝谷沖の166羽、歌津の泊漁港から旧長須賀海岸までのエリアでは120羽がいた。
 国の天然記念物のコクガンは、餌となるアマモなどの海草類が豊富な志津川湾に北極圏から飛来し、越冬している。湾はラムサール条約登録湿地に認定されている。
 鈴木会長は「良質な海洋環境のおかげで年々増えている。ラムサールの名前に恥じない自然環境を維持、保全していくことが今後も欠かせない」と話した。