気仙沼の天気を確認2022年01月21日(金)

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浪板虎舞が初舞い

勇壮な虎舞で地域繁栄を祈願
勇壮な虎舞で地域繁栄を祈願

浪板虎舞が初舞い

 気仙沼市の浪板虎舞保存会(小野寺優一会長)が1日、浪板の飯綱神社で初舞い奉納を行い、地域の繁栄や疫病退散、航海安全などを祈った。「寅(とら)年」にちなみ、今年は元日に演舞。雪が降る中、打ちばやしを響かせ、勇ましい虎舞を披露した。
 県の無形民俗文化財に指定されている浪板虎舞は、江戸時代から300年以上にわたって浪板地区で継承されている。毎年1月に奉納し、寅年は1日に行うのが恒例という。
 住民ら60人ほどが見守る中、笛と太鼓の音色とともに、虎が姿を現した。力強く体を揺らしながら階段を上り、口から「明けましておめでとう」と書かれた垂れ幕を出した。
 子供たちの頭をかむ場面では、観衆を楽しませた。出演した父親の姿を見ようと、親子4人で訪れた小野寺洋介さん(41)、悠紀さん(37)夫妻=東京都国分寺市=は「迫力があり感動した。今年も家族みんなで元気に過ごしたい」と笑みを浮かべていた。
 小野寺会長は「住民の健康と幸せ、地域の発展を願って奉納した。寅年の今年も皆さんに喜びと感動を与えられるよう、気持ちを一つに、威勢よく演舞していきたい」と語った。