気仙沼の天気を確認2022年01月20日(木)

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気仙沼魚市場 幸先良くスタート

初売りで取引された本マグロ
初売りで取引された本マグロ

気仙沼魚市場 幸先良くスタート

 気仙沼魚市場と南三陸町の志津川魚市場で4日、それぞれ初売りが行われ、関係者が1年の大漁と航海安全を願った。気仙沼では102匹の本マグロ(クロマグロ)が構内にずらりと並び、買い受け人が活発に取引。メカジキも200匹を超すなど、幸先良く今年の業務を開始した。
 気仙沼魚市場のセレモニーでは、気仙沼漁協の齋藤徹夫組合長があいさつし、昨年の水揚げ数量は7万5千トン、金額は182億円だったことを報告。その上で「目標はもっと高いところにある。今、三陸の海は海洋環境の変化で大変不安定。コロナも収まらない。この難局を乗り越え、水揚げ増強を図りたい」と述べた。
 菅原茂市長はサンマやサケの不漁、その対応、大水深岸壁の整備といった課題を挙げ「国、県とタッグを組んでこの問題を克服することが200億円達成の鍵。一生懸命頑張る」と語った。手締めや鏡開きも行われた。
 本マグロを揚げたのは高知、宮崎県の水氷船(小型はえ縄船)3隻。1匹の重さは136~30キロで、買い受け人から「脂の乗りがいい」「鮮度もいいようだ」などの声が聞かれた。
 入札による取引価格は1キロ平均4257円。水氷船が昨年揚げた本マグロの1・5倍だった。最高値が7300円。気仙沼漁協によると、初売りで100匹以上の本マグロが取引されたのは初めてという。
 メカジキは地元の近海マグロはえ縄船かなえ丸(149トン)が水揚げした226匹。同船が初売りに揚げたのは3年連続となった。