気仙沼の天気を確認2022年01月20日(木)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

住みたい田舎ランキング 気仙沼市がランクイン

都内の移住相談窓口も担う「おかえり館」
都内の移住相談窓口も担う「おかえり館」

住みたい田舎ランキング 気仙沼市がランクイン

 宝島社発行「田舎暮らし本」(2月号)の「2022年版 住みたい田舎ベストランキング」で、気仙沼市が若者・単身者、子育て世代の両部門で上位にランクインした。本年度から始めた「お試し移住」や子ども医療費助成の対象拡大など、移住・定住、子育て支援に対する取り組みが評価を受けた。
 10回目となるベストランキングは、全国市町村の移住支援策、医療、子育てなどに対する取り組みを276項目のアンケートで調査。751市町村から寄せられた回答を数値化した。
 結果は人口別、エリア別に分け、それぞれ「若者・単身者」「子育て世代」「シニア世代」の3部門について、ランキング形式で発表した。
 気仙沼市は、107自治体が参加した東北エリアの「若者・単身者が住みたいまち」として6位、「子育て世代が住みたいまち」で7位と、いずれもトップ10入り。県内からは石巻市や登米市、利府町など17市町村が参加したが、両部門とも気仙沼市が県内トップだった。
 シニア世代部門は東北エリアで12位、県内では登米市、栗原市に次ぐ3位。3部門ともトップは秋田市となった。
 人口規模別でみると、気仙沼市は「5万人以上20万人未満」の173自治体中、若者・単身者部門で23位、子育て世代部門が22位、シニア世代部門は44位だった。
 市は、民宿や災害公営住宅の空室を活用し、本年度から始めた「お試し移住」、市内企業で働きながら最長1カ月間生活する「ふるさとワーキングホリデー事業」など、積極的な移住・定住支援策を展開。久慈市、福島市と共同運営している「おかえり館」を都内に立ち上げ、移住相談も受けている。市けせんぬま創生戦略室によると、お試し移住は12月末現在で25人、ワーキングホリデー事業は57人が利用し、気仙沼への移住を考えるきっかけづくりとなっている。
 子育て支援では、子ども医療費の助成対象を18歳まで拡大したほか、子供の一時預かり施設の充実、不妊治療費助成などに力を入れており、こうした取り組みが評価された。
 高橋義宏人口減少対策統括官は「これまでの取り組みが評価を受けうれしく思う。この結果を気仙沼のPRに役立てていきたい」と話した。