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気仙沼市、南三陸町で消防出初め式

コの字岸壁から放水する団員たち
コの字岸壁から放水する団員たち

気仙沼市、南三陸町で消防出初め式

 気仙沼・本吉地域広域消防本部などによる消防出初め式が9日、気仙沼市と南三陸町で行われた。消防関係者らが引き締まった表情で防火パレードや式典に臨み、一年の無火災・防災へ結束を誓った。
 気仙沼市は2年ぶりの式典。市総合体育館「ケー・ウエーブ」には、消防本部や市消防団、婦人防火クラブ連合会などから約250人が出席し、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い規模を縮小して実施した。
 菅原茂市長の式辞に続き、三浦行博消防長は「自然災害や新たな感染症など予測困難な時代だが、職員には多様な災害に立ち向かう強靱(きょうじん)な体力と精神力、判断力などを養ってほしい」、菊池賢一団長は「一人一人が災害への心構えと消防団員の誇りと使命を持ち、地域の防災リーダーとして活動してほしい」と訓示した。
 観閲のあと、菅原昭彦消防後援会長の音頭で「火の用心、出さぬ用心、消す用心」を三唱した。
 式典を前に各地区で祝賀放水を行った。市内9カ所に分かれ、分団ごとに訓示と放水を実施。このうちコの字岸壁には第1分団の団員約30人とポンプ車3台が集結し、海に向かって一斉に放水。大空高くアーチを描き、無火災を祈願した。
 式典に先立ち、消防車両によるパレードも行われ、広域防災センターから会場までを15台の車両が分列行進し、今年一年の無火災を呼び掛けた。
 南三陸町消防団(高橋一郎団長)は、町総合体育館「ベイサイドアリーナ」駐車場に、団員ら約200人が参加した。
 高橋団長が訓示を述べ、佐藤町長らとともに観閲を行った。式後の「防火キャラバン」では消防車両に乗り込み、町内各地に分かれて無火災、無事故をPRした。席上、永年勤続などの表彰もあった。
 合同で行っていた町交通指導隊(佐藤信行隊長)の出動式は、新型コロナウイルス感染防止のため昨年と同様、消防団の式後に町役場内「マチドマ」で行われ、交通事故防止へ誓いを新たにした。