気仙沼の天気を確認2022年01月20日(木)

購読のお申込
株式会社 三陸新報
株式会社 三陸新報

気仙沼市と南三陸町で成人式

誓いを述べる面瀬地区の佐藤さんと藤田さん
誓いを述べる面瀬地区の佐藤さんと藤田さん

気仙沼市と南三陸町で成人式

 気仙沼市と南三陸町で9日、成人式が行われた。気仙沼市615人、南三陸町116人の合わせて731人の大人の仲間入りを祝った。新型コロナウイルスのオミクロン株が広がる中、両市町とも検温、消毒など感染防止策を徹底しながら式典となったが、新成人たちは久しぶりの友人との再会に笑顔を見せていた。
 気仙沼市では菅原茂市長のあいさつのあと、新成人を代表し面瀬地区の佐藤稜公さんと藤田美咲さんが、「一人一人が自分の行動に責任を持ち、社会の一員として常に向上心を持って前進していきたい。気仙沼で培った何事にも負けない気持ちを大切に仲間と共に歩み続けていく」と決意を語った。
 市内東中才出身で、岩手県立産業技術短期大学校に通う菅野彩優さんは「成人を迎えられ、非常にうれしく、親にとても感謝している。自立して地元に役立っていける大人になりたい」と抱負を述べた。
 感染対策として一般の入場も制限され、式典の様子をライブ配信した。
 南三陸町では、山内莉希実行委員長(入谷地区)が出席した新成人を歓迎。司会は、後藤健心さん(志津川地区)と小野寺美里さん(戸倉地区)が務めた。
 佐藤仁町長の式辞に続き、新成人を代表して、吉田透冴さん(志津川地区)が「誰かの支えとなるような立派な社会人になれるよう日々精進する」と誓いの言葉を述べた。西城大輝さん(入谷地区)は「成人の節目に思い出すのは東日本大震災。お世話になった方々、両親、大切な友人との思い出を忘れずにビッグになって、この町に昔以上の輝きを取り戻せるよう頑張りたい」と抱負を語った。
 式後には、NPO法人ダイアローグフォーピープル代表でフォトジャーナリストの佐藤慧さん(岩手県出身)が「共生社会を目指して―災害・紛争の現場から―」と題して記念講演した。
 家業のカキ、ワカメ養殖業に就いた歌津泊浜の阿部勝さん(20)は「家を手伝いたいと思って始めたが、2年間では手応えはまだまだで親の苦労を知った。再会した友人たちはとても成長しているように感じ、自分も大人として町を豊かにする力になりたい」と話した。